利用者を増やす方法 その③「小・中学校でのチラシ配布とそのハードル」

「いじめられて不登校になった子どもが、その学校で行われている放課後教室に行くと思いますか?いじめっ子に会うかもしれないのに。」

今でこそ区や教育関係者も賛同してくれるステップアップ塾や当自習室の存在も、教育委員会にとっては「学校起因の教育格差」の現実を一つの因子として訴える民間の教育支援団体は受け入れ難いのだろう。

恨んではいないし今でこそ笑い話だが、設立当初は全くと言って良いほど、相手にしてもらえなかったことをよく覚えている。

そして活動を継続して六年。ようやく、新宿区内の小・中学校でチラシが配布され、その実績から開室したばかりの新江古田B.Oの近隣学校でも既にチラシが配られ、早速利用登録が増えた。

情報拡散に際し、陰でご協力下さった関係各位には感謝をしつつもいろいろ感じてしまうのが正直な感想だが、教育格差と情報格差は「ニアイコール」でもある。

本来なら情報を選ぶのは、利用者であるべきはずだ。

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