室内図書庫を設置しました

設置された新江古田B.Oの室内図書庫

コロナ禍により拡大したと言われる、教育格差。

その現実を考慮に入れた上で、当自習室は2021年4月19日から始まる新年度を機に、高校生も利用の対象者にしようと準備をしています。

その一環として一昨年、ハリーポッターやシャーロックホームズなどの出版社として有名なアメリカのSCHOLASTIC社より御寄贈いただいた英語書籍を室内図書として閲覧できるよう、本棚等の設置をしました。

今後は読み聞かせを意識した音声ファイルなども用意し、グローバル人材が輩出されるよう、上智大学の学生などと連携しながら新たなプロジェクトを進める予定です。

お楽しみに!

NHK WORLDでの放送

2020年10月28日に特集されたNHK総合「あさイチ」での放送に反響があったらしく、今度は1月6日にNHK WORLDで放送されたそうです。

2月にも少し内容を変えて放送されるそうですが、上記リンクから放送内容が期間限定で見れますので、全編英語ですがご確認ください。

食事の可能性を拡げる、キッチンリフォームを実施しました

キッチン製作してくれた、早大・建築科学生の松尾先生によるデザイン画初稿

西新宿B.Oや新江古田B.Oの利用者が少しずつ増えていくことに安堵をしつつも、それ以上にコロナ禍による陽性者が増えていく現状で、やはりどうしても気になってしまうことと言えば、当自習室等の情報が届かず、家に居場所のない子ども達が孤立化してしまうことだ。

満足な学習環境がない子どもはもちろん日々の食事に困るレベルの子どもも多数、当塾や自習室を利用していることを知っているため、いざとなったら子ども達自身が食事を作れるよう、学生を交えた料理の体験教室を開催したり簡単料理のレシピ動画を作りたいと考えている私は、水漏れの激しい新江古田B.Oキッチンを見ながら本格リフォームを企画した。

リフォームに先立ち、まず当塾の学生講師でトレーラーハウスの設計にも携わった早稲田大学・建築科の松尾くんにキッチンの設計を改めて依頼すると彼は気持ち良く快諾をしてくれたため、同時にLIXILの職業訓練校の先生を務めつつ当団体の賛助会員としていつも協力してくださる北島先生に工事を依頼したところ応じてくれたためリフォームを進めることにしたのだが、これはそもそも9月からスタートした話である。

✅遠隔監視システムへの切り替えの中で感じた切なさ

今日明日にも緊急事態宣言が出されると言われる中で数ヶ月を費やし完成した素晴らしい出来のキッチンを見つめつつ、この切ない想いをふと書き留めたくなったのは、自習室の管理を遠隔監視で済ますことが出来るよう調整をした、今月5日のことだ。

本来なら既に料理に関するイベントを子ども達と進めていたであろうことを思えばかなり寂しい話ではあるが、着火の確認をすませた新品のビルトインコンロの元栓を閉めながら、松尾and北島先生への感謝と木材提供を即決してくださったジャパン建材㈱の小川社長、そしてリフォームを快諾してくれたマンションオーナー・堀野商事代表堀野さんのお気持ちを無駄にしないためにも、完成報告だけでも先に書くことにした。

正直、悔しい想いはある。でも後日必ずや、子ども達に素敵な料理イベントを届けようと心に誓うことが出来ただけでも、良しとするしかない。

臥薪嘗胆には慣れているはずだ。負けてたまるか。

増える自習室のニーズと、迫る第三波のコロナ 禍

西新宿B.Oでの様子
新江古田B.Oの様子

地道な工夫とNHKでの特集のおかげで、自習室の利用者数が少しずつ増えていることを実感する日々であるが、コロナ 禍の第三波の足音がばたりばたりと騒々しい。

私は酒乱の父がほぼ毎晩、家の中で暴れていたため落ち着いて勉強する環境がなかった。だからこそよくわかることだが、勉強をする必要を感じつつもその場所がないことで苦しむ子どもにとって、コロナを理由とした外出禁止令は、恐怖でしかないだろう。

一説によると、DVの被害を受ける子ども達が増えていると言う。気の毒でならない。

どのように自習室を継続開室するのがベストか。とても悩ましい。

利用者を増やす方法 その③「小・中学校でのチラシ配布とそのハードル」

「いじめられて不登校になった子どもが、その学校で行われている放課後教室に行くと思いますか?いじめっ子に会うかもしれないのに。」

今でこそ区や教育関係者も賛同してくれるステップアップ塾や当自習室の存在も、教育委員会にとっては「学校起因の教育格差」の現実を一つの因子として訴える民間の教育支援団体は受け入れ難いのだろう。

恨んではいないし今でこそ笑い話だが、設立当初は全くと言って良いほど、相手にしてもらえなかったことをよく覚えている。

そして活動を継続して六年。ようやく、新宿区内の小・中学校でチラシが配布され、その実績から開室したばかりの新江古田B.Oの近隣学校でも既にチラシが配られ、早速利用登録が増えた。

情報拡散に際し、陰でご協力下さった関係各位には感謝をしつつもいろいろ感じてしまうのが正直な感想だが、教育格差と情報格差は「ニアイコール」でもある。

本来なら情報を選ぶのは、利用者であるべきはずだ。

NHK総合番組あさイチでの特集

おかげさまで無事放送が終わったがさすがNHK、「見たよ!」の連絡を多数いただいた。

今回の特集テーマは「コロナ禍における、学習支援の変化」だったため、オンライン化したステップアップ塾の現状と過去、そして新たに開室したSTUDY CAMP新江古田B.Oでの活動にフォーカスされた作品となっていた。これはこれで潔い。さすがプロの編集だ。

早速、STUDY CAMPをご自身の環境でやってみたいと言う問い合わせも数件来ているようなので、団体としてのレベルアップを視野に入れつつ前向きに進んでいきたいと思う。

みなさまのおかげで少しずつ、団体としてもステップアップさせていただいている。本当にありがたい。

利用者を増やす方法 その②「ポスティングでのチラシ配布とそのハードル」

とある集合住宅の1階にて。勉強部屋などないことが予測される。

前回のブログにて、非営利組織の情報拡散の方法の一つとして「掲示板の利用」をご紹介したのだが、本当に情報の必要な家庭には当団体のような支援情報が届きにくいことを知る私は、時間が許す限り半径1kmを一つの目安として、近隣の住宅にポスティングもしている。

荒れた家庭はたとえ学校でチラシを配ろうとも、配布物に目を通さない保護者が少なくないことを知っているからだ。

✅ポスティングでしか情報が届かない可能性のある現実

しかし当然、チラシのポスティングは必要のない人にとっては自分のポストにゴミを投棄されることにも等しいことは承知しているし、ポスティングをしているとその行動を咎められる時もある。

ただその場合、私は極力丁寧に活動について説明させていただくようにしているため、結果的にはチラシを受け取ってくれる場合がほとんどだ。

体力よりも精神的にかなりしんどい活動ではあるが、読まれることもなく捨てられる可能性が高くともポスティングをしたその翌週に一人か二人、必ず利用申込があるのを知っている私はやはり、この活動にも意味を見出してしまう。

本当に支援を求めている子どもに情報を届けるためには、目に見えるただの利用数よりも大切にするべき、活動の「本質」が存在するのだが、そこに目を向ける教育者や助成金担当者は少ないのが悲しいかな、現実だ。

利用者を増やす方法 その①「区内掲示板の利用」

今の時代、どこで活動をする上でもまず最初にするべきはホームページを整えることだが当然の話、人通りのない路地でお店を出しても誰も来ない理屈と同じで、作っただけではただの自己満足。人通りの多い場所でお店が出せないなら「人が来る仕掛け」をしなくてはならないのだが、非営利活動の場合それが本当に難しい。

営利団体であればそれなりの予算があるため、人目に触れる場所への広告・宣伝を行うのが通常だとは思うが、よほどのスポンサーがついていない限り非営利団体はその団体の代表もしくはボランティアスタッフが手分けして、情報拡散を行うしか方法がない。そして大抵、それは優先順位が低くなりがちなため実行にうつされることはない。

しかし当団体がステップアップ塾の開塾以来しつこく行うのは笑うなかれ、いわゆる「ポスター貼り」だ。

新しく開室した新江古田周辺の土地勘が私にはないため、新江古田B.Oを中心にして約半径1km以内の区内地図を出力し、掲示板をマーキングして後、早速貼って来た。

2週間しか貼り付けできないようなので、私自身が再度貼りに行く予定だが、もしどなたか「散歩のついでに行ってやるよ!」と言う協力者がいるなら、ぜひお声かけいただきたい。

効率的な作業ではないが、街を知る上でもオススメしたい。いろんな市民の生活が見えてくるこの作業は、政治家や行政に関わる人こそ実施すべき内容だとすら思う。

支援につながる自動販売機の設置

新江古田B.Oに設置された、自動販売機

数年前、東京ワセダロータリークラブの例会でお話をさせていただいて以来、さまざまな形で支援を継続してくださっていた㈱八洋

以前から、オリジナル自動販売機の話はいただいていたのだが、力のない私たちはなかなか設置に至ることができなかった。

しかしこの度、新江古田B.Oのマンションオーナー㈱堀野商事代表・堀野社長のご好意で、当自習室とステップアップ塾への支援につながる自動販売機を部屋の真下に設置することができた。しかも今どき珍しく、値段は100円〜で、売上の一部は当塾に寄付してくださるとのこと。

道行く人が結構買ってくれます。

ご支援くださるみなさんの気持ちに応えるべく、子ども達がいつまでも綺麗に使えるよう、努力したいと思う。

堀野社長や八洋の田中さん、うちの講師・和弥先生と北島先生でパチリ。

そして皆様がもし「自習室を開室してみたい!」「自販機を設置したい!」など、当自習室への支援に興味を持ってくださる場合、ぜひ資料請求をしていただけると幸いである。

9/1より新江古田B.Oの開室と、西新宿B.Oを再開室!

2020年9月1日からスタートさせるSTUDY CAMP新江古田B.O

世界中がコロナウィルスに振り回される今日、当団体はCISCO社をはじめさまざまな有志による協力のもとでインターネット通信を利用したリモート授業「ステップアップ塾 REMOTE」やリモート自習室「STUDY CAMP REMOTE」を定期開催することで子ども達への学習支援を継続している。

しかし、やはりと言うか当然と言うか通信環境がない、または食事を満足に食べられない環境にいる子どもは少なくない。

ステップアップ塾をはじめ当団体が掲げて来た「学習と食事」を両立させられない日々が続き私たちは頭を悩ませていたのだが、本日9/1よりマンション型の食事つき無料自習室STUDY CAMP新江古田B.Oを新しく開室し、改めてトレーラーハウス型の食事つきの無料自習室STUDY CAMP西新宿B.Oを再開室できる運びとなった。

それぞれの自習室ではコロナウィルスへの感染予防対策として、みんな電力㈱による協力のもと紫外線殺菌システム「エアロシールド」+浮遊菌検査「みんなエアー」を実装し、以前と同じくセカンドハーベスト・ジャパン東京ワセダロータリークラブのご支援のもと、利用人数を通常の半数までの上限にさせていただいた上で開室する。

本日に至るまで、他にもさまざまな有志のお力添えがあったからことに心から感謝をしつつ、備忘録をかねて今までの流れを振り返りたい。

✅ 「こぼれ落ちそうな子ども達」へのフォローシステム構築を目指して

「みんなエアー」による浮遊菌検査の様子

今年度に入ってから何度か寄稿させていただいているYahoo!ニュースへの8月30日記事にも書いたが、今後リモート授業が教育格差是正のヒントになることは間違いないものの、そのシステムからこぼれ落ちそうな子ども達に目を向けることは新たな教育格差を拡大させないためにも、大切な取り組みだ。

オンライン授業に踏み切った4月以来、せめて西新宿に設置したトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP西新宿B.O」だけでもどうにか開室できないものか、私たちは考えつつ調整を続けて来た。

しかし新宿区の協力のもとその敷地内で活動を続ける以上、活動にかなりの制限が生まれるのはしかたがない。そして新しい受益対象者を募集することなど、通常では考えにくい困難が待ち受けのも現実だ。

ただ、以前から当団体を支援してくださるみんな電力㈱が、コロナウィルス に効果があるとされる紫外線殺菌システム「エアローシールド」の取り扱いと浮遊菌検査まで実施してくれると言う「みんなエアー」のサービスを始めたと聞いて、私は「自習室を再開させられるかもしれない!」とピンと来た。

読売巨人軍がドームの選手ロッカーに2,000万円をかけて同製品を導入し、コロナウィルスへの予防対策をした記事を読んでいたため、商品の効果はもちろん慶應病院などの有名病院での導入実績を知っていたからだ。

早速同社の大石社長に連絡をすると、すぐに担当の澤田さんや玉置さんが現地での取り付けや浮遊菌検査を実施してくれたため、まずは通信環境のない塾生を対象に木曜のリモート授業時、解放をすることにした。

リモート授業が届きにくい子ども達に対して、まずリモート授業に参加させることができる環境を整えることができたため、私たちはトレーラーでの自習室再開に向けて新宿区と協議を重ねている。

その成果と言えるだろう。近日中にまず近場での区立小・中学校の生徒に以下チラシが配布されることになった。

画像をクリックするとPDFが開きます

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✅ 新江古田B.Oの開室に向けて

STUDY CAMP新江古田B.Oリフォーム時の様子。

その裏で、当団体の賛助会員であり相談役でもある太田惠昌さんからのご縁で、中野区江原の地主でもある㈱堀野商事の堀野社長から、今年の春くらいから新江古田のマンションを安価で借りられる話をいただいていたため、西新宿と同時進行で進められるようお盆シーズンをまたぎながら急ピッチでマンションの改修を行っていた。

もともとは垂れ壁で仕切られる形の2DK和室だった部屋を(有)埼玉の匠・檜山社長の協力のもとで間取り変更をして教室としての使いやすさを優先。加えて物件オーナーの堀野さんと管理人の高橋さんが壁紙等の提供&貼り替え協力までしてくれたため、とても素敵な見栄えに。

その後は以下画像の流れを経ながら、運営や講師ボランティアのくまちゃん先生&和弥先生とともに微妙な修正を繰り返し、会場を作り上げたのだ。

エアロシールドの取付後、みんな電力㈱菊池さんによる浮遊菌検査@新江古田
いつもおなじみ北島工業・北島先生によるウォシュレット取付
机やカーペットなど、家具の搬入&設置
コピー機搬入で頑張ってくださった白木さんと北島先生&堀野社長

また今回の開室にあわせて、お友達の河村さんことかわちゃんが動いてくれたおかげで、日立グローバルライフソリューションズ㈱からすご〜く素敵な大型冷蔵庫と電子レンジを物品協賛をいただいた。

自動製氷機もついて、暑い夏でも冷たいジュースが!
我が家のレンジより、良いものが!w

こちらのキッチンではさまざまな企画を考えているので、今後がとても楽しみだ。

本日のオープンにさきがけ、改めて関係各位のみなさまに御礼をお伝えしたい。

これからのタスクは、「宣伝」。頑張ろう。

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