西新宿への移設 その④「歩道完成!整備の実施」

コロナウィルス禍による緊急事態宣言を受けて延期となっていた当自習室の歩道工事ですが、宣言後の6月1日に現場確認をすると、写真のように雑草が伸び放題の状況になっていました。

今後もどのような情勢になるかはわかりませんが、少なくとも大学生の活動自粛期間があけるであろう8月後半に再開室を予定するならば、梅雨で土がぬかるむことを考慮に入れつつ、暑さが本格化する前に対策を行う必要があります。

ただ、宣言解除から数日後に都知事により改めて発信された「東京アラート」の影響もあり、作業をしてくださるボランティアが集まるかどうかも含めて悩ましい判断ではありましたが、いざとなったら一人ででも作業すれば良いだろうと腹をくくり、作業を実施することにしました。

✅ 物資購入・調達and運搬

当塾の学生講師で、室内製作時にも主導的な役割を担ってくれたメンバーの一人であるかずや先生は早稲田大学の建築科に在学中の学生なのですが、3月時に歩道の設計をお願いしたところすぐに上記のようなイラストを描いてくれていたため、前回の記事にも書きましたがこのイメージに準じて購入予定の資材を公開し、寄付を募集させいていただきました。

残念ながら目標金額には到達しませんでしたが、M.M様やK.Y様からご寄付をいただくことが出来たこと、それから使わない砂利があるよと声かけしてくださったH.M様のご厚意をいただくことが出来たため、なんとか前日〜土曜の早朝にかけて600kgほどの物資を調達し、現場に運ぶことが出来ました。

✅ 作業1日目

草刈機で刈り取ってから、全員写真を慌てて撮影しました。^ ^

人が十分に集まるかと言う心配をよそに、初日9時半から集まってくれたメンバーは私を含めれば5人。作業量に対して、十分な人数です。

構成は、塾の学生講師で今回の歩道設計をしてくれたかずや先生、同じく社会講師のくま先生、団体青年理事の慎也君にスポンサー企業の一つでもある㈱NAKAMURA社長の中村社長。

「午後からの雨が降る前に、作業を終わらせましょう!」と宣言をする必要もないほどに優秀なメンバーだったからでしょう。

パレートの法則が発動しない状況のまま作業は予想以上の速さで進み、
①草刈り&草取り&荷卸
②位置決め&土の掘り起こし
③レンガ埋込
④手作業による地均し・叩き
⑤水で固まる砂利の敷設・均し・水まき
と言った流れの作業を、なんと午前中だけで終わらせることが出来ました。

水で固まる砂の硬化時間は夏場で約1日必要なため、ランチ後に2回目の水やり作業をしてすぐに、この日の作業を終わらせることにしました。

✅ 作業2日目

残る玉砂利敷設はそこまでの人数と時間が必要ではないとわかった私は、参加を表明してくれていた白木さんと団体会員の小池君にご遠慮をいただいた上での人数調整を行い、かずや先生・くま先生・中村社長のほか新たに学生講師のこうへい先生と団体会員の福ちゃんを加えた計6人のメンバーで2日目の作業を行いました。

頂き物の砂利を一層目に敷いた後、購入した玉砂利を敷き詰めたのですが、若干玉砂利の量が足りない印象はありつつ、ビフォアアフターを見てもおわかりいただける通り、愛の込もった歩道を完成させることが出来ました。

関係各位の皆様には、この場を借りて心より感謝をしたいと思います。

本当に、ありがとうございました!

今後の課題は、内部の滅菌方法について、ですが、油断せずにこれからも「子ども達にとっての最善」を尽くしたいと思います。

リモート自習室「STUDY CAMP REMOTE」スタート!

コロナウィルス 禍により、西新宿に設置しているトレーラーハウス自習室は未だに開室することはできませんが、4月からスタートさせたオンラインによる学習指導「ステップアップ塾 REMOTE」が予想以上に上手くいってること、そして同塾でのボランティア講師からオンライン自習室に関するニーズがあったため、相互監視によるオンライン自習を前提とした「STUDY CAMP REMOTE」を6/1から開室することにしました。

朝の9時から夕方の5時まで登録フォームへのエントリーを済ませた学生が、365日無料で利用することが可能となります。

受け入れ人数は1,000人受け入れることが可能なため、学校に行けない子どもも含めて学習環境で困っている学生への支援につながれば幸いです。

ヘッダーメニューにも新たにREMOTE ROOMページを新設しましたので、詳しくはそちらをご確認ください。

本日より、受付開始です。

リモート教室への挑戦 -ステップアップ塾記事より-

4月7日、安倍首相によって発令された緊急事態宣言の際、みなさんもご存知のことかと思いますが上記の通り学習塾が改めて休止要請の対象となりました。

慢性的な資金不足に悩む当塾ではございますが、コロナウィルスが学校を休校に追い込み新たな教育格差を生み出している現状に対し、指をくわえて看過するわけにもいかないと奮起した私たちはアメリカのCISCO社協力のもと、数年前より準備をしてきた個別授業によるリモート教室を、まずは2020年度の新塾生に向けて実施することに決めました。

今後のコロナウィルスの終息状況にもよりますが、ひとまず塾生へのリモート教室の活動期間として、
◆4月16日(木)、23日(木)
◆5月07日(木)、5月14日(木)、5月21日(木)、5月28日(木)
を予定
しましたので、改めて情報公開とさせていただきます。

肝心の北山伏町での通常授業ですが、当塾の学生講師ボランティアの中核である早稲田と上智、そして東京大学の学生に向けた活動自粛要請の期間等を考慮に入れるべき内容のためGW明けでの予定変更もあり得ますが、6月4日(木)8月31日からとさせていただきますのでご了承ください。
※諸団体の延期状況を鑑み、再度スタートタイミングを調整しました。

また、西新宿に移設したトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP」ですが、会場となる芸能花伝舎がGW明け5月いっぱいまで活動を自粛される都合上、通路の工事も6月上旬に延期せざるを得ないため、開室判断もステップアップ塾の開塾にあわせたいと思います。

予定していた通常の運営ができないことはまことに残念ではございますが、リモート教室の足場を固めることは新たな形で教育格差解消の一助になり得ると判断しています。

みなさまには引き続き、ご理解賜りますよう、よろしくお願いします。

2020年4月9日

NPO法人維新隊ユネスコクラブ理事長
ステップアップ塾 塾長 
濱松 敏廣

コロナウィルスへの対応と、リモート学習への試行錯誤 -ステップアップ塾記事より-

当塾には、さまざまな家庭の事情で教育格差の渦中にある子どもたちが通っています。

多くのメディアが報道するように、その理由の一つは保護者の所得が原因の場合も多いのですが、そう言うご家庭の子ども達には子ども用(もしくは共用できる)の携帯電話やPCなどがない、またはインターネットの通信環境がない場合も少なくありません。

また、ゲーム依存対策として意図的にインターネット環境を導入していない家庭があり、親としてその気持ちも理解ができる私たちは結果として2018年、平日フル稼働のできる食事つきのトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP」を開室することにしました。

「管理者による目の行き届く場所でiPadやインターネット環境を使うのであれば、保護者も少しは安心できるだろう」

「たとえ菓子パンやカップラーメンであろうとも、毎日食事ができるなら少しは勉強する気持ちになるだろう」

「管理者との距離感に気を使ってくれる学習スペースは、大人を信用できない子どもにとって気楽で嬉しいだろう」

そんな複合的な想いを込めてさまざまな支援を募り、今年の3月11日にはようやく西早稲田から西新宿に車両の引越まで済ませ、新年度を迎える準備をしていました。

しかしコロナウィルスの影響により、新年度のステップアップ塾およびSTUDY CAMPの実施に黄色信号がともり始めたのです。

✅ 大学サイドから学生への自粛勧告

当塾は早稲田や上智など学生ボランティアが数多く所属しているのですが、先日の小池都知事による会見以来、各大学がサークル活動を含めて学生に対し、活動の自粛勧告を出しています。

以下、当塾講師の熊谷先生がまとめてくれたものですが、2020年3月27日時点でのコロナウィルス対応状況として、主な学生講師所属大学の対応状況は、

◆早稲田大学
講義開始を5月11日に変更。5月11日までの期間、感染リスクがあると考えられる活動の中止、参加自粛。
◆東京大学
オンライン授業実施(夏期期間)準備中。授業は通常通り開始の予定。学生による課外活動など、当面の期間の中止、自粛要請。
◆上智大学 
4月26日までイベント及び課外活動など感染リスクのある活動の中止、自粛要請。授業については、今後発表。
◆学習院大学 
4月22日より授業開始。課外活動等については、4月14日まで中止、自粛要請。

となっており、サークルでの新歓すらできない状況で塾を4月16日に強行しても、学生講師が集まらない可能性が高いと感じています。

✅遠隔指導への試行錯誤と現状のハードル

2020年3月30日現在、回答数は19/30。

またこれは3月27日から行った、当塾塾生に対するオンライン指導に関する緊急アンケートの一部のため内容が変わる可能性はまだまだありますが、今年度は今のところ通信機器を持たない家が驚くことにゼロのため、遠隔指導における最終的なハードルは電波環境にあると言えそうです。

その場合、一部生徒に限ってトレーラーハウス自習室を解放することは有効な方法と言えるのですが、たとえマスクや除菌を義務づけたとしても滅菌作用が見込めない現時点でのトレーラーにおける学習指導は、運営者としてリスクが高すぎるため実現は不可能と言えます。

リモートに関する技術的な面で言えば、アメリカの超優良企業であるCISCO社から専用機器とWebexをトレーラーにご提供いただいているため、トレーラーに集まることさえできれば、さまざまな活用も可能となるのですが。。。

方法を模索する日々が続いています。

西新宿への移設 その③「通路整備に向けて」

今日から2日後となる14日土曜、早速トレーラーハウス内にて今後の遠隔指導に関するチーム会議があるため、本自習室の設計時点でもかなり主力として関わってくれていた早稲田の学生講師・松尾先生と合流し、室内の調整をすることに。

当塾の支援企業である㈱八洋さんに預けていた机と椅子を引き取り、トレーラーハウスの室内に机等を設置し直したため、おかげさまでほぼ内装は元通りになりました。

室内に設置しているのはエアコンとプロジェクターくらいの話ではありますが、コピー機は別場所に移動予定なのでちょっとした備品を設置したらほぼ完成と言えるでしょう。

そしてその後、予定にはなかったのですが、階段を置いている場所が凸凹でぐらついていることを確認した松尾先生は土部分の凸凹を器用にスコップでならし、階段のぐらつきを文字通り「あっという間」に正してしまいました。

階段の製作者である彼は、移設した場所でも快適に階段を使って欲しいんだろうなぁ、仕事をやり切ろうとする責任感に学生も社会人もないんだなぁ、すげぇ漢だなぁと感心していたのですが、勢いのある彼はその後ドアと逆位置に設置予定の物置の足場まで、チョチョイのちょいと整備してしまいました。

優秀な人は何をやらせても凄いですね。彼から学ぶことはとても多いです。

そして松尾先生と相談した結果、今後は通路を歩く子ども達の足が土で汚れないよう、4月の開室までに玉砂利とレンガを用いて足場をならそうと考えているので、この場を借りて玉砂利とレンガに関するスポンサーを集めさせていただきたいと思いました。

資材はアマゾンで買うと高そうなので、コメリで以下商品を買おうと思っています。

赤レンガ ハンペンを50個購入予定です。
玉砂利よりも小さいですが、一番安いこちらを20袋購入したいです。

◆赤レンガ:98(円)×50(個)≒5,000(円)
◆五色砂利:398(円)×20(個)≒8,000(円)
◆ランマー レンタル:12,000(円) ※配送込

目標金額は25,000円です。
もし「寄付してもいいよ」と言う方は、以下からご寄付をいただけると幸いです。4月初旬中旬に作業を計画しているので、少し急いでいます。
※3月23日、30日に行われた都知事による会見後、工事は延期することにしました。

あわせて、Amazon欲しいものリストも更新いたしました。

商品裏などに寄付者のお名前を、掲載させていただきます。

よろしくお願いします! 

西新宿への移設 その②「車両の設置」

3月11日。ついに移動日です。

トレーラーハウスの内部に設置した9脚の机は前の週の時点で支援企業の㈱八洋さんに移動していましたが、冷蔵庫や大型の蓄電池の他にも細かい教材などは同時移動を考えて車内に置きっ放しにしていたため、まずそれらを社外に出す必要があり、遅滞のない作業をするためにも私は朝の6時から現地に行って作業をしていました。

水はけの悪い西早稲田の地では、最終日まで自然に試練を与えられているかのようでした。。。

しかし、現地に着くと前日の雨のせいで周囲はまるで池。ひとまずサンダルに履き替えて、周辺の作業を続けます。

ほどなくして、連日ボランティア参加をしてくださった白木さんと松崎さん、当塾の社会人講師の菊次郎先生、そして丸良興業の虻川社長と野口さんが現地に来てくださったので、トレーラーハウス自体を支えるジャッキやアウトリガーなどを外し、ついに移動の準備が整ったので、約1年お世話になった西早稲田をあとにしました。

第一関門、ようやく突破です。

ちょっとした備品の移動は後日、改めて行うことにしました。

✅ 車両の設置へ

まずはこの日、私たちにとってもどの程度のアクシデントが起こるか予想がつかなかったため、スポンサー企業の広告看板を車両に設置することが逆に迷惑になることも考慮に入れた上で、まずは移動に専念することに。

西早稲田から西新宿の移動時は、予想通りかなり注目を集めていました。

続いて、第二関門である校門の通過です。前のビル敷地内に車両を乗り上げる関係で、タイル破損などの万が一にも気を配る必要があり、関係各所の方にもご確認をいただきながらの移動となりました。

続いて最大の関門である、ラダーレールを用いた花壇への設置です。

何度か微調整を繰り返していましたがさすがプロ。最終的にはフェンスから4cmの位置で無事設置ができました。

その後は午後から合流してくれていた松永さんと白木さんと共に丸良興業のトラックで運んでいただいた冷蔵庫や蓄電池を室内に搬入し、ジャッキやアウトリガーを組み込んで設置完了。

それから去年の台風で壊れた物置、手先の器用な松永さんなら直してくれるかなと思いお願いしたところ、松永さんが連れて来てくださった白木さんがバッチリ直してくれたので、まずは仮置きすることに。

くたくたになりましたが、ひとまず形になりました。

関係各位のみなさま、本当にありがとうございました。^ ^

西新宿への移設 その①「足場工事」

さまざまな支援者の協力により2018年11月から西早稲田の都有地でスタートした、食事つきトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP」。

しかし2019年の春に契約の延長をお願いするために管理者へ電話をすると、突然その電話で移設を迫られたため以後の運営においてかなり困ることになったのですが、以前より活動の後援をしてくれている新宿区が代替地を用意してくれることになりました。

場所は旧淀橋第三小学校の跡地で、現在は(公社)日本芸能実演家団体協議会(以後芸団協)が芸能花伝舎として運営を行う施設の駐車場にある花壇です。

しかし桜の木が植えられ、廃校とは言え卒業生が記念として作ったであろうタイルの残る花壇に、そのまま約3トンもの車量を載せるのはいろいろな意味であまりにも危険です。

そこで、(般社)建設職人甲子園の顧問でステップアップ塾の相談役でもある太田さんを通じて丸良興業(有)さんをご紹介いただいたところ、さまざまな技術提供とアドバイスをいただくことができたため、有志を集めた上での下地作りを3月10日に、移設作業を11日に、車両内部の設置物の移動を12日に計画したのです。

✅ 下地作り

丸良興業の虻川社長のご好意で解体現場から砕石を提供いただけることが決まっていたため、土を叩くランマーや壁を乗り上げる際に使うラダーの受け取りを9日に行った上で、10日は朝の9時半から作業を開始しました。

雨が降る中、土をならすことからスタートです。

私はもちろん、午前から参加してくれた当塾の学生講師(東大&早稲田)も初体験となるランマーで砕石を入れる前の地ならしを行いました。


ふかふかの土壌ではありましたが、ほどなくすると砕石がトラックで運ばれて来たので午前と午後に分けて運ばれた二回分の砕石を、以下動画のようなイメージで花壇の上に敷き詰めて行きました。

午後から集まってくれた当塾のボランティア講師や支援者の方達と共に砕石を敷き詰め、女子高生の先生にもランマーでの転圧作業を体験してもらいました。^^

途中、地表から20cmほどに水道管が設置されていたこともあり、水道管が折れるアクシデントもありましたが、なんだかんだ↓こんな感じで作業は完了しました。

雨の中ご協力くださったみなさまには改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

協力してくれたみなさんと、パチリ。

みなさん、お疲れ様でした。