2021年を終えて

18日にステップアップ塾が、24日にはSTUDY CAMPが、そして本日26日の午前中に1ヶ月限定の無料英会話キャンペーン1PASが無事終わり、2021年の活動を終えることが出来ました。

今年は学生講師だけでも150名ほどが集まり、オンライン&オフライン両軸でさまざまな学習支援を実施することが出来ましたが、気持のある現場での有志に加えて継続的な支援をしてくださる篤志家や支援の仕組にが少しずつ参加させていただいているため、環境学力差を是正するために出来得るさまざまな方法を試し、それなりに感謝の言葉をいただける団体になって来ました。

コロナ禍において今まで以上の無自覚な教育格差が拡がる今、国には出来ないであろう「子ども目線の学習支援」をこれからも追究したいと思います。

ご支援をいただいた関係各位のみなさまには、この場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

NPO法人維新隊ユネスコクラブ 理事
ステップアップ塾 塾長
濱松 敏廣

緊急事態宣言の解除と自習室の再開

4月25日に発令された緊急事態宣言がようやく解除されたので、本日より改めて西新宿B.Oと新江古田B.Oの自習室利用を再開したいと思います。

対面を前提としないオンライン授業による会場の利用など、ステップアップ塾などでは継続的に利用していましたが、子ども達が平日自由に利用できる自習室をようやく再開できる日が来たことに、少し安心しました。

そもそも各会場のコロナ対策は万全ですが国の指針には今後も従いつつ、誰もが安心できる学習支援を継続したいと考えています。
※管理者ボランティア経由の感染リスクを考慮に入れ、当面オンライン管理を継続します。

NPO法人維新隊ユネスコクラブ 理事長
ステップアップ塾 塾長
濱松 敏廣

西新宿への移設 その④「歩道完成!整備の実施」

コロナウィルス禍による緊急事態宣言を受けて延期となっていた当自習室の歩道工事だが、宣言後の6月1日に現場確認をすると、写真のように雑草が伸び放題の状況になっていた。

今後もどのような情勢になるかはわからないが、少なくとも大学生の活動自粛期間があけるであろう8月後半に再開室を予定するならば、梅雨で土がぬかるむことを考慮に入れつつ、暑さが本格化する前に対策を行う必要がある。

ただ、宣言解除から数日後に都知事により改めて発信された「東京アラート」の影響もあり、作業をしてくださるボランティアが集まるかどうかも含めて悩ましい判断ではあったが、いざとなったら一人ででも作業すれば良いだろうと腹をくくり、作業を実施することにした。

✅ 物資購入・調達and運搬

当塾の学生講師で、室内製作時にも主導的な役割を担ってくれたメンバーの一人であるかずや先生は早稲田大学の建築科に在学中の学生なのだが、3月時に歩道の設計をお願いしたところすぐに上記のようなイラストを描いてくれていたため、前回の記事にも書いたがこのイメージに準じて購入予定の資材を公開し、寄付を募集させいていただいた。

残念ながら目標金額には到達しなかったが、M.M様やK.Y様からご寄付をいただくことが出来たこと、それから使わない砂利があるよと声かけしてくださったH.M様のご厚意をいただくことが出来たため、なんとか前日〜土曜の早朝にかけて600kgほどの物資を調達し、現場に運ぶことが出来た。

✅ 作業1日目

草刈機で刈り取ってから、全員写真を慌てて撮影。^ ^

人が十分に集まるかと言う心配をよそに、初日9時半から集まってくれたメンバーは私を含めれば5人。作業量に対して、十分な人数だ。

構成は、塾の学生講師で今回の歩道設計をしてくれたかずや先生、同じく社会講師のくま先生、団体青年理事の慎也君にスポンサー企業の一つでもある㈱NAKAMURA社長の中村社長。

「午後からの雨が降る前に、作業を終わらせましょう!」と宣言をする必要もないほどに優秀なメンバーだったからだろう。パレートの法則が発動しない状況のまま作業は予想以上の速さで進み、
①草刈り&草取り&荷卸
②位置決め&土の掘り起こし
③レンガ埋込
④手作業による地均し・叩き
⑤水で固まる砂利の敷設・均し・水まき
と言った流れの作業を、なんと午前中だけで終わらせることが出来た。

水で固まる砂の硬化時間は夏場で約1日必要なため、ランチ後に2回目の水やり作業をしてすぐに、この日の作業を終わらせることが出来た。やる気のあるチームはすごい。

✅ 作業2日目

残る玉砂利敷設はそこまでの人数と時間が必要ではないとわかった私は、参加を表明してくれていた白木さんと団体会員の小池君にご遠慮をいただいた上での人数調整を行い、かずや先生・くま先生・中村社長のほか新たに学生講師のこうへい先生と団体会員の福ちゃんを加えた計6人のメンバーで2日目の作業を行うことにした。

頂き物の砂利を一層目に敷いた後、購入した玉砂利を敷き詰めたのだが、若干玉砂利の量が足りない印象はありつつ、ビフォアアフターを見てもおわかりいただける通り、愛の込もった歩道を完成させることが出来た。

関係各位の皆様には、この場を借りて心より感謝をしたいと思い。

「本当に、ありがとうございました!」

今後の課題は内部の滅菌方法についてですが、油断せずにこれからも「子ども達にとっての最善」を尽くしたいと思う。